藍色の風 第37号目次
東北魂
人間が伸びる時と言うのは 歯を喰いしばって
己の無力に泣くときである 敗惨の中からにじみでる闘志であり
悲境のどん底から一歩一歩はいのぼる
ひたむきな努力を重ねる時である
ニューズウィーク日本版(2011.8.24)
岩手県北上市剣道協会が写真のような面タオル(手拭い)を作っています。剣道の時、この種の手拭いを頭部に巻いてから面をかぶります。新聞にも掲載されたことがあるようで、ご覧になった方があるかもしれません。北上市は岩手県内陸部にあり震災の影響が比較的少なかったため、被災地の子ども達を応援するために、「三陸沿岸・北上少年剣道交流錬成会」を今年12月に開催することにしています。この錬成会開催の資金を得るため、この手拭いを作成した由です。
この文章には「人間伸」という題が付けられています。今回の原発事故で、情報を正確に伝えなかった政府の不実さとはまったく別次元の、精神の崇高さをこの文面に感じるのは、私だけではないと思います。北上市剣道協会の活動に共感して手拭い購入を希望される方は、北上市剣道協会(kitakami.kendo@gmail.com)宛に、希望する枚数と住所氏名を連絡して下さい。1枚千円で送料も必要です。
【坂東】