藍色の風 第40号目次
記事紹介
忘れること、覚えておくこと以前、日本の有名な男性アスリートが当クリニックを受診されたことがあります。世界選手権で活躍された方で、現在は引退されています。動悸がするという訴えでしたが、一般的な診察では特別な異常はなく、胸部のレントゲン写真でも問題はありませんでした。安静時の心電図では確かに脈の乱れがあるのですが、治療の対象になるような危険なものではありませんでした。 |
これから使うnon HDL-C日本人のコレステロール値をどの程度にコントロールすれば、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性血管疾患を予防できるかといったガイドラインが、4〜5年ごとに改訂されています。現在流布しているものは2007年に公表されたものですが、新たなガイドラインが今年発表されます。その概要を説明する講演会が2月中旬に徳島大学で開催されたため、出席しました。 |
採血時のQ&A採血時よく受ける質問について口頭でもお答えしていますが、何点かまとめてお伝えしたいと思います。 |
逆流性食道炎って?「毎晩、夜中に胸が苦しくなって耐えられない日々が続いていた。耐えかねて受診し、苦しさを訴えた。」その患者さんは終業が遅く、夜遅く帰宅してから食事をする習慣があり、深夜の食後、すぐに寝るという生活が続いていました。院長の診断結果は心臓には何も問題はなく、胃液が逆流する逆流性食道炎というものでした。食事内容や食事の仕方を調整するとよくなると言われ、ほっと胸をなで下ろされました。 |
「桜」について桜 人生の門出、卒業・入学の時期に咲き誇る、日本人に愛される花、「桜」。今回は春の訪れを感じ、心を癒してくれる「桜」についてお伝えします。 |
大便からのメッセージ「快食・快眠・快便」は、健康の源と言われていますが、今回は快便(大便)についてお伝えしようと思います。排泄物である大便は、汚い物、臭いものとして敬遠されがちですが、大便は、現在の体調を教えてくれる大事なバロメーターになります。「臭いので、すぐに水で流しています。」とおっしゃる方も、ぜひ便の観察を習慣にしていただけたらと思います。 |
大日本東北魂2月の東京出張の際、空いた時間に日本橋三越で開かれた『棟方志功 幻の肉筆画展』を見てきました。 棟方志功の豊満な弁財天妃は私の好きな作品ですが、今回の展覧会は、棟方と同郷で長年交流のあった京都の友人が病に倒れた際、友人を励ますために友人宅の襖、板戸、納戸の扉などに、棟方が肉筆で描いた書画を、襖や板戸ごと展示したものでした。 |
ご挨拶「よろしくお願いいたします」新しいスタッフからのご挨拶。 |