藍色の風 第36号目次
記事紹介
何かを学ばなければ…この原稿を書いている6月下旬でも、冷温停止に向けた福島第一原子力発電所の高濃度汚染水処理はトラブルが続き、東日本各地で広範囲の放射能飛散による悪影響が次々と明らかになっています。医師として気になるのは福島市・伊達市の小中学校、保育所、幼稚園の児童・生徒計4万2千人に、放射線被曝量を積算して計測できる線量計を配布した、というニュースです。 |
クリニックの照明クリニックでの節電方法として、クリニック内の照明を見直すことにしました。巻頭文に記しましたが、病院や診療所の室内照度はJIS規格によって規定されています。その規定が適切かどうかは別にして、クリニックの照度がどの程度になっているかを計測しました。 |
効果的な冷房管理過剰な節電に突っ走り、空調も控えて体調を崩してしまっては、元も子もありません。クリニックの冷房管理を効果的に維持するにはどうすればよいか、考えました。セキスイハーモネートというホームページに新・クールスクリーンという製品が掲載されています。視野の透過性もある程度あり、日射熱と紫外線を高率に遮断すると宣伝しています。 |
熱中症を防ぎましょう周囲を海に囲まれている日本の夏は気温が高く、体温を超える日もあります。また湿度も高く蒸し暑い気候が特徴です。全国各地で6月から8月の平均気温を過去30年ほどの推移でみると、日本の夏が徐々に暑くなってきていることがわかりました。この傾向は大都市部では一層明らかで、いわゆるヒートアイランド現象も重なり、気温の上昇が助長されています。 |
健康食品は必要なのでしょうか?健康食品に興味を持つ人は多く、健康食品の販売もどんどん増えています。来院される方々の中にも、何らかの健康食品を利用されている方をたくさん見かけます。中には複数種類利用されている方もふえています。しかし、最近、マスコミでもにぎわっていたように、命を脅かす問題も発生してきています。本当にこれらの健康食品が必要なのでしょうか?体調が悪いため、こういった食品をもとめて、体質改善を期待したいという思いもわかります。 |
カビ・シーズン到来!!気温・湿度共に高くなる梅雨。私たちにとっては、不快な気候ですが、カビにとっては絶好のシーズンです。カビは細菌やウィルスと同じく微生物の仲間で、キノコや酵母と同じ真菌類に分類され10万種以上存在します。多くは土壌中や植物に寄生しており、私たちの生活に関わっているカビは数百種と言われています。 |
徳島市がん検診のお知らせ今年も徳島市のがん検診が始まります。概要をご案内いたします。 |
予備の薬の置き場所今回の東日本大震災で、普段使用している薬が津波で流されて困った方がたくさんおられたようです。このような報道を耳にして、「震災用に予備の薬を保持しておきたい」とご希望の方がたくさんおられます。それはそれで賢明ですが、薬の保管方法に工夫が必要です。海沿いにお住まいの方で、自宅に予備の薬をおいておくといわれました。 |