臨床栄養8月号 掲載

管理栄養士が皆さんの食事調整をお手伝いすることで、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病が改善しやすいということを、開業以来あちこちの学会で発表してきました。  

そのことが出版社の目にとまり、『臨床栄養』という雑誌の巻頭に、カラーページで当クリニックの診療内容を紹介する機会が与えられました。管理栄養士が生活習慣病診療に加わることで、各種疾患のコントロールが容易になるため、内科系開業医院では管理栄養士をスタッフに加えようという趣旨の論文です。

少ない薬で高血圧症や糖尿病がコントロールできたり、状況によってはこれまで使用していた薬剤を中止できたりと、食事の調整は生活習慣病診療では基本となります。食事や運動による生活調整を行っても不十分な時に、薬の助けを借りるという発想が大事です。食事内容をもう一度見直されますよう、お勧めいたします。   

【坂東】