藍色の風 第32号目次
記事紹介
老ける理由「年齢重ねると老ける」と考えています。大筋では間違いはないようにも思いますが、これとは少し違った考え方が提唱されています。皆さんはどう考えられるでしょうか? 1998年のスペースシャトル「ディスカバリー」に当時77歳の宇宙飛行士、ジョン・グレンが搭乗したのを覚えておられる方もいるでしょう。彼は1962年に米国初の有人地球周回飛行を行い、一躍有名になりました。 |
「立ちくらみが増えたんやけんど‥」立ち居振る舞いに際して「クラッとする」と訴える方がおられます。脳外科に紹介しなければならない時もありますが、そこまで重篤な方は少ないのが現状です。「運動は大嫌い」「あまり動きません」といった人にこの症状が良く見られます。その仕組みを考えて見ましょう。子供のときにマット運動で前回りや後回り、または宙返りをしたところで「クラッとする」ことは無かったはずです。しかし70歳前後の方が前回りや後ろ回りのマット運動をすると、クラクラする方が結構おいでることでしょう。 |
受付事務からのお知らせ平成22年10月1日より、新型・季節性インフルエンザ予防接種がはじまりました。予防接種の詳細についてお知らせします。 |
高血圧学会のポスターセッションで発表しました。福岡県で開催された第33回日本高血圧学会に参加しました。今回のテーマは「高血圧症の包括的なリスク管理を目指して」ということで、医師はもちろんのこと、管理栄養士、看護師、薬剤師など高血圧診療に携わる様々な職種の方の参加がありました。当院からは「看護師・管理栄養士が積極的に参画する高血圧診療」と題して発表しました。 |
続・下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)藍色の風・第31号では、下肢静脈瘤の分類や症状についてお知らせしましたが、今号では、治療法や家庭でできる補助療法についてお知らせします。 |
減量でき、こんなに変わりました! (ダイエット編2)今回は当クリニックでの継続した食事相談で、ダイエットに見事成功された方の体験記をご本人にお書きいただきました |
気候と身体今年はほのぼのとした春の暖かさを感じる間なく梅雨入りし、ゲリラ豪雨が終わったと思えばスーパー猛暑で、この冬はどうなるのでしょうか?人の身体は、気象(気温・湿度・気圧)の変化に対して調整機能を発揮しますが、その調整能力が不十分な場合や急激な気温の変化で体調を崩すことがあります。特に「寒い冬」は大問題です。そこで今回は気候と身体の関係についてお伝えしたいと思います。 |
院長の携帯電話には、どれほど電話がかかっているか?勤務医のときには心臓外科の仕事以外に、20年以上に渡って救急当直を担当しました。簡単な病気から緊急手術が必要な方まで、多種多様の方が受診され、野戦病院のような当直業務でした。そんな患者さんの中に「かかりつけの医院に電話をしても電話にでてくれないので、ここへ来ました。」という方が結構おられました。ちょっとしたアドバイスで解決するような病状のために急性期病院を受診するのは、患者さん、救急担当医の両者にとって無駄が多いと感じていました。 |