藍色の風 第11号目次
記事紹介
血圧はどこまで下げたらよいか?高血圧症診療に際して、降圧目標という言葉を使います。血圧をいくら以下にしましょうという目標です。高齢者では140/90mmHg未満、若年・中年者では130/85mmHg未満、糖尿病や腎臓の機能障害がある人では130/80mmHg未満とされています。これは日本高血圧学会が作成した高血圧治療ガイドライン (2004)に記載されています。この値は誰かが思いつきで言ったものではなく、きちんとした根拠があります。その根拠の一つに久山町研究がありますが、今回はその一部をお知らせします。 |
心臓病患者様の安全な歯科治療を目指して心臓病と歯科疾患との関連性については古くから論じられてきており、安全に歯科治療を行う上で循環器科の先生との連携は不可欠なものです。坂東先生には心臓病患者様の歯科治療につきご教示頂くことも多く、高齢化社会の到来や生活習慣病の増加などにより、今後、医師と歯科医師との連携は益々重要なものとなるはずです。 |
色のいろいろ山々の色にも若葉がめだち、爽やかな季節を迎えている今日この頃。今回は『色』についてお伝えしたいと思います。 |
家庭血圧を測っていますか?最近は自動血圧計の普及により、家庭で簡単に血圧が測れ、またその値が重要視されています。当院でもたくさんの患者さんに家庭での血圧測定をおすすめしてきました。(測定方法は『藍色の風創刊号』をご参照ください。)開業して3年半が経ちましたが、家庭での血圧測定は高血圧治療に非常に重要であることを私達も実感しています。それでは今回は家庭で血圧を測るとどのようなことがわかるのかをお話しします。 |
心電図検査って? あの波形は??来院時に「今日は、心電図とりますね〜」と、言ってとっている心電図は何を診ているのかお話しします。 |
フリーランス医師聞き慣れない言葉です。病院に所属せず、アルバイト的に仕事をする医師のことで、最近どんどん増えていると報道されています。 |
職場の食環境社員が健康になることは、企業にとっては有益なことです。ライバル会社を追い抜くためには社員の活力、気力とともに健康も重要です。そこで、ある会社では社員の健康を考え、社員食堂に自然食メニューを取り入れています。その食事を食べるようになった社員は「健康を取り戻すことができた」「体調がよくなり気持ちが前向きになった」と、心も身体も健康になっていく様子が紹介されていました。 |
布袋さんのおなか胸部レントゲン写真からは、体に関するいろいろな情報が得られます。胸部には心臓、大血管、肺、気管、食道、骨、筋肉などがありますが、時に首の甲状腺が下に降りてきて、陰影を作ることがあります。 |
教室開催のお知らせ糖尿病教室 平成19年6月19日(火曜日)午前10時30分〜12時30分 |