藍色の風 第15号目次
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします
今年第一弾は「処方せん」についてお伝えしたいと思います。
ご存知の通り、処方せんは診療所や病院といった医療機関を受診した際、医師が患者さん一人一人に必要な薬の処方を記載した書類です。処方せんには、患者さんの氏名、生年月日、保険者番号、処方内容、発効日などが記載されています。
以前は、病院内で薬を出す医療機関がたくさんあったと思いますが、最近は医薬分業(病院や診療所といった医療機関の医師が薬の量や使用法を書いた処方せんを発行し、それを患者さんが調剤薬局に持って行き薬剤師が調剤すること。)の医療機関が増えました。
処方せんはどこの調剤薬局に持って行ってもお薬を調剤してもらえます。行きつけの薬局があればそこでも構いません。また、医療機関の近くにも調剤薬局があると思いますので病院近くで貰いたいと考えていらっしゃる方はそこでも結構です。当院では、調剤薬局での待ち時間を少なくするため、会計時に行きつけの薬局名をおっしゃっていただければ、処方せんをファックスいたしますのでお申し出下さい。
ご存知無い方もあるようですが、処方せんにも有効期限があります。処方せん発効日を含めて『4日間』が有効です。忙しくてその日に薬をもらいに行く事ができないという方でも、発行後4日の間でしたら大丈夫です。有効期限を忘れないようにお薬を貰いに行ってください。
一見すると1枚の薄い普通の紙ですが、その紙にはその方の個人情報、薬の内容が記載されているとても大事な物です。その1枚で薬が調剤され、高価な薬を受け取ることができます。「無くしたのでもう一枚下さい」と言われる方がありますが、保険を使用した再発行は制度上できません。自費扱いになってしますのでお気をつけ下さい。薄い紙でも中身はとても重みのある物です。大切に扱っていただきたいと思います。くれぐれも紛失しないようにご注意下さい。
【受付事務:美馬・澤野・谷口】