藍色の風 第22号目次
記事紹介
高血圧は全身病高血圧で治療中の人に「次回の診察日に心電図をとります」と伝えると、怪訝な顔をされる方があります。「私は血圧の治療に通っているのに、なぜ心電図をとるのでしょう?」と質問された方もありました。高血圧症の診療で、単に家庭血圧や外来血圧の数字だけをみていては、大事なことを見逃してしまいます。高血圧診療の目的をもう一度確認しておこうと思います。 |
徳島大学医学部脳神経外科 里見 淳一郎先生今回は徳島大学医学部脳神経外科 里見淳一郎先生をご紹介いたします。当クリニックの患者さんを何人か先生に紹介し、その仕事ぶりに感心していました。先日、里見先生の『頸動脈狭窄病変に対する診断及び治療』という講演を聴く機会がありました。講演後にいろいろとお話しする中で、さらに先生の人となりがわかり、『藍色の風』にもご登場いただいた次第です。 |
高血圧教室のお知らせ日時:平成21年3月26日(木曜日) 午前10時30分〜12時30分場所:坂東ハートクリニック (受け付け事務までお申し出下さい。) 高血圧のしくみ、バランスのよい食事について勉強しましょう。食品中の塩分量や減塩の工夫について説明します。昼食には塩分2gの食事を用意しています。普段食べておられる食事と比較してみてください。 |
よい食事って?よく聞かれる会話に次のようなものがあります。「バナナって栄養があるんだってね」。「ごま,玉葱もいいんだってね」。次々と食品の名前を挙げ、栄養があるといって過剰に摂取されています。糖質は頭が働くために必要だといって、砂糖をたくさん摂られている方もあります。こういった行為は栄養と栄養素の概念が混同されることから起こります。特定の食べ物で健康上の問題が解決されると考えるのは、針の穴から天を覗くようなものです。食事の全体像が見えていません。食事全体から栄養バランスを考えなければなりません。 |
お風呂は首までつかっても大丈夫なの?!入浴は体を清潔にするばかりではなく、疲れやストレスを軽くして心身を癒してくれます。日本人の温泉やお風呂好きはよく知られていますね。そこで、今回は入浴に伴う体の反応についてお伝えします。 |
耳鳴りの色々耳鳴りで「イライラする」「睡眠が十分とれない」・・といった声を耳にします。耳の中で、聞こえるはずのない音が聞こえてくるのは実につらいものですね。ひと口に耳鳴りと言っても、色々な種類があります。キーン・ジーン・ゴー・シーン・ミンミンなど全てを合わせると20種類以上もあります。また聞こえ方も、片方だけの場合もあれば、両方の場合もあります。音も音源も人により様々です。ここで、一般的な耳鳴りの種類についてお話したいと思います。 |
花のパワーを召し上がれ!ようやく寒い冬が過ぎ、春がやってきましたね。春と言えば"お花見!"という言葉があるぐらい、きれいな花がたくさん咲きます。みなさんは花がお好きでしょうか?私はとても好きです!見るのが専門で、育てるのは苦手なのですが・・・当院の待合室でも、「これは○○の花じゃ!」「きれいな〜」「もうこんな季節なんやなぁ」という声がよく聞かれます。 |
あなたは何時ですか?自分が全く気づいていなかったものの見方に出会って、驚くことがあります。東井義雄さんという方が「自分を育てるのは自分」という本を書いています。この本の中に、自分の人生を24時間で表現してみようという項目がありました。どのようなことか、説明します。 |
「嘘も百回言えば真実になる。」「嘘も百回言えば真実になる。」と言われます。嘘をつく本人だけでなく、それを聞いている周囲の人達も、何度も同じ事を言ったり聞いたりしていると、ことの真偽を確かめることなく、そのことを信じてしまうのでしょう。 |