藍色の風 第30号目次
記事紹介
健康保険を上手に使おう病気の経過を見るとき、どのくらいの間隔で採血検査をすればよいでしょうか? 血液の固まりやすさを調整するワーファリンを服用している場合には、患者さんの状態によって1週間〜2ヶ月間隔で血液検査を行っています。糖尿病の方や腎機能が極端に低下してきた方の場合には1ヶ月に1回の割合で採血検査を行っています。 |
徳島大学名誉教授 森 博愛先生私は心臓外科医として四半世紀を過ごしましたが、心電図学の専門医というわけではありません。当クリニックを受診される方の中に「循環器の専門病院を受診したがその診断に納得できず、先生の診察を受けたい。」として来院される方が少なくありません。このような場合、心臓血管外科分野の疾患であれば特別な困難はなくお答えしています。しかし純粋な心電図診断となると一筋縄ではいかないことがあります。 |
日本尊厳死協会『藍色の風 第29号』の「平穏死の勧め」を読まれた方から、「終末期に自分が受ける医療に関して、その希望をどのようにして医療者側に伝えたらいいのですか?」と尋ねられました。認知症になってしまったり、疾患が重篤化して意識状態が混濁してしまったりすると、自分の意思を家族や医療者側にきちんと伝えることができません。このため、判断が正確に行える時に、文章で自分の意思表示をしておかなければなりません。そのための手段のひとつとして『日本尊厳死協会』の会員になるという方法があります。当クリニックでもこれまでに5名の方が同会の会員になっておられます。 |
きつい下着にご用心!!女性はいくつになっても美しくいたいものです。スリムな体型を維持して、おしゃれを楽しみたい。でも、「ぽっこりお腹」が邪魔をします。体のラインを少しでも美しく見せるよう、ボディスーツ等の補正下着を愛用している方もいらっしゃるかと思います。 |
糖尿病の新しい診断基準を7月1日より施行
|
肥満の原因を探ってみましょう!!テレビの人気番組では相変わらずダイエットについて扱うことが多いようです。ダイエットのためにはこんな食品がよい、ダイエット成功の秘訣は何か?等々。多くの国民が多少なりとも体重を気にしているため、視聴率を稼げるのでしょう。「甘いものが好き。肉が好き。おいしいものに目がない。」肥満傾向の人には誰しも同じような嗜好が見られます。そこで今回は肥満の原因をまとめてみました。 |
ダイエット教室のお知らせ日時:平成22年7月23日(金曜日) 午前10時30分〜12時30分 はやりのメタボリックシンドローム予備軍の方、肥満の解消が必要な方、糖尿病が気になる方も一緒に勉強してみませんか? また、運動の仕方について健康運動指導士でもある看護師から説明があります。お申し込みは受付事務までお願いします。 |
平成22年度特定健診及び徳島市各種検診がはじまります!今年も健診の時期がやってきました。今回は健診についてのお知らせです。 |
「誰ぞに代わってもらお…」心臓外科医を辞めたのは7年前でした。遠い過去のようにも思います。駆け出しの研修医時代から第二助手、第一助手、執刀医へと進むにつれ、その責任は重くなります。執刀医として手術を行うからには手術が難しいからといって途中で誰かに「代わってくれ」などと頼むことはありえません。緊急手術の場合は別にして、その手術を自分でやり遂げることができないと予測できる時には最初から手を出さず、その手術をなしうる外科医や施設に紹介します。私の場合、小児の複雑心奇形はすべて小児専門の施設に手術を依頼しました。単なる名誉欲で難度の高い手術に挑み、失敗して裁判沙汰になるケースも報道されますが、それはごく特殊な場合で、大多数の心臓外科医は自分の能力を弁えています。 |