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生理検査室
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生理検査室 |
検査室におく機械類は心電計、トレッドミル運動負荷装置、心臓超音波装置を考えていた。稼働してみての使い勝手が分からず、検査室を二分することができるように、二つの入り口を作るまでの工夫で建築に踏み切った。結局はそれぞれの機械類を並列におき、部屋の片側をカーテンで仕切って細い通路を作成することで仕事をしている。心臓超音波装置は部屋の一番奥に設置し、その手前をトレッドミルと心電図のスペースに充てた。建築までに十分検討しきれず、少し悔いの残る構造となった。
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トレッドミル運動負荷試験の施行に際してはトレッドミル本体を少し後方に下げて設置した。検査中の患者さんの斜め前方に私が立ち、斜め後方に担当検査技師が立つことになる。私は患者さんの顔の様子を見ながらモニター画面を観察し、担当検査技師は患者さんが後ろに転倒しないよう注意しながらモニター画面をみている。歩行に少し問題があったり、強い運動負荷陽性が予想されるような場合には診察介助看護師も同席している。また女性の場合、胸をはだけてこの検査をするのはあまりにも酷であり、胸部の電極をはった後、専用の上着をはおっていただき検査をしている。
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位置をずらしたトレッドミル |
医師と検査技師の位置 |
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女性用検査着 |
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