受付
車椅子で来られた方用に足元が邪魔にならず車椅子のままで事務職員と対応できる低いフロントを併設した。当然のことながらオープンカウンターである。電子カルテを使用するため医師と事務職員とが通常のようにカルテの受け渡しをする必要がなく、診察室との動線が長くなっても問題はなかった。カルテ棚は不要であった。また調剤も院外としたため薬のスペースも不要であった。難点は受付スペースから直ちに玄関に飛び出せない構造にしてしまったことであった。足元が不自由な方が来院したときに、事務担当者がすぐさま手助けに行きにくいことがわかった。フロントテーブルを開閉して出入りできるような工夫を考えている。
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