設計コンセプト
   
  二つの診察室  
   
  看護室  
   
  食事相談室  
   
  待合室  
   
  生理検査室  
   
  採血室  
   
  レントゲン室  
   
  処置室  
   
  廊下と天井  
   
  トイレ  
   
  受付  
   
  スタッフルームなど  
     

受付
 車椅子で来られた方用に足元が邪魔にならず車椅子のままで事務職員と対応できる低いフロントを併設した。当然のことながらオープンカウンターである。電子カルテを使用するため医師と事務職員とが通常のようにカルテの受け渡しをする必要がなく、診察室との動線が長くなっても問題はなかった。カルテ棚は不要であった。また調剤も院外としたため薬のスペースも不要であった。難点は受付スペースから直ちに玄関に飛び出せない構造にしてしまったことであった。足元が不自由な方が来院したときに、事務担当者がすぐさま手助けに行きにくいことがわかった。フロントテーブルを開閉して出入りできるような工夫を考えている。

高低のある受付
お正月の受付
     
外から見た受付
受付スペース(内側)
 杖を使われる方もあり、杖を引っかけて置く器具をフロントテーブルに取り付けようとしたがうまい工夫ができなかった。効果的なものがあれば取り付けたいと思っている。床面の傷はある程度仕方がないが、受付前は患者さんが立ち止まることが多く、細かい傷が目に付くようになった。このためつまずかない程度のやや薄手の絨毯を敷いている。
受付の荷物置き
自慢の木製車椅子
 
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